「ご注意くださいませっ!」
先日、実家へ帰った時(→母親は交通事故で負ったケガから完全には回復していませんが、腕が上がるようになってきました
)
母親から「おまえ、こんなものが来ているんだけど・・・ご依頼人の欄にウチの住所と父さん(故人)の名前が印刷されている‘振込用紙‘が入ってたから・・・これ、払わなければいけないの?」と封筒を手渡された ↓
差出した団体は「口と足で描く芸術家協会」
中身は・・・
来年のカレンダーとともに
「口と足で描く人々を代表して 南 正文」と署名されている案内書
印刷された案内書の内容を要約すると・・・
●この手紙は両腕がないので口にペンをくわえて書いている
●該当団体の活動内容
●口と手で描いたカレンダーは一部1350円(←このための‘振替用紙’だったんだね)
善良で賢明な、このブログを観てくれている方は、ここまで読み進めてくると‘送りつけ詐欺だな’とピンとくるはずだ![]()
しかし文面の最後に、こう書いてある
「このような郵便物は全く必要ない方は、何もしなくて良いのです。今回ご返事のない方には今後このような案内をお送りしません。
ご不用な方が、たとえこれをお使いになっても、お支払になる必要はありません。
ご注文書や振り込み用紙を同封してありますが、これはご注文やお支払を促すものではありません」(原文まま)
・・・‘詐欺ではありません!’とでも言うようなエクスキューズが付け加えられていた
かなり前、親しい友人の父が亡くなった
その友人の父は、今は廃刊になってしまった「朝日グラフ」のグラビアを飾ったこともあり、本も何冊か書いている方だった
病床にいるその方をフラリとお見舞いに行った時、ベッドの上で点滴を受けながら、その方は本を読んでいらした
私の顔を見るとニッコリと微笑んで![]()
「カッツくん
この本、知ってるか?この本はだね・・・・(以下、ご自分が読んでいらした本の内容について熱く語る・笑)」
今でもその時のことを思い出すと、情熱とか信念は老いても衰えはしないんだなぁ・・・などど考えてしまう
結局、私がお見舞いに行ってから一ヵ月も経たないうちに
友人の父は亡くなられてしまった
‘最後に熱く語れて良かった’・・・その時はそんな思いで胸がいっぱいになった
葬儀は故人の遺言通り‘無宗教’で行われた
葬儀から数ヶ月後、葬儀に参列したほぼ全員に郵便物が届く
PCで作ったと思われる、私の‘住所と名前が記入してあるタグ’(手紙などに貼り付けられるシールになっていた)
封筒には案内書と手書きのメモが入っていて
手書きメモには「3千円で○○人の子供にワクチン注射をうつことが出来ます」と書いてあった
‘同封のタグの代金というワケではないが、寄付を願えないだろうか’
案内書にはそんな内容の事柄が書いてあったと記憶している
ユニセフ・・・はっきり言って、私はユニセフのこういうやり方にガッカリした
とあるメモリアルホール(葬儀場)が
‘無宗教’で行われた葬儀の参列者の名簿を横流ししたのかどうかについては定かではない
たとえ葬儀に参列したほぼ全員にユニセフからの封筒が送られてきたとしても・・・それは確かめようのないことだ
仮に葬儀に参列した私たちの名簿がメモリアルホールを通じて
名簿業者へ流れたところで、どうということはない
「個人情報保護法」が施行される以前のことだしさ・・・
個人的な感情としては、メモリアルホールとユニセフに
ただただガッカリして呆れるばかりだった![]()
また、その時は私が直接ユニセフからの封筒を受け取ったので問題は何もない
ガッカリしただけだ
しかし今回は‘振り込め詐欺’からの被害に最もあっている
私の母親の年代に対し、「口と足で描く芸術家協会」から振り込み用紙同封の封筒が届いた
←ここが問題なのだ
上記の団体にはホームページもあり、それを見る限りにおいては至極真っ当な団体という印象を受ける
真っ当な団体だとしたら、年配者に‘これは何なんだろう?振り込まなきゃダメなのか?’
そんな不安感を抱かせる、こんなセールス活動はすべきではないと思う
実家に年老いた父や母がいる息子さん、娘さん、そして不幸にして‘振り込め詐欺’のターゲットになってしまっている年輩者の方々
カッツからのお願いです![]()
同様の封書類にご注意くださいませ![]()
余計なお世話だとは思いますが
ご実家を離れて暮している息子さん&娘さん、時間がある時にでもご実家に連絡を![]()
「振り込み用紙が同封されている封筒、届いてない?」と親御さんに確認してみて下さい
そして「振り込む必要などないから」ということも合わせてお伝え願えれば幸いです
最後に、ある日突然望んでいない封筒や品物がお宅に届いた時
その品物についての法律的な解釈を表記しておきます
○注文しない商品が送られてきてもそれだけでは契約は成立しない
○商品の返還義務はなく、返還しない場合購入したものとみなす、と記載されていても代金の支払義務は生じない
○送られてきた商品は他人のものであり経過14日までは善管義務をもって保管しておけば足りる。返送する義務はない
○商品の送付があった日から14日間を経過した場合には、業者は商品の返還を求めることはできない
○以後は、その商品を自由に処分できる
(特定商取引法)
14日間経過したら、品物を捨ててしまっても問題ありませんよ![]()
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コメント
我が家にも同じものが届きました。
ユニセフにもガッカリですが、この
善意の押し売りはいやですね。。
気持ちが悪いのでいろいろ調べてみました。
70歳以上限定なのか、年寄りを狙って
いるみたいですが、ほおっておきますワ。
ありがとうございます!
投稿: bunchan08 | 2008年11月17日 (月) 19時39分
((( ^^)爻(^^ ))) オヒサ
まぁ色々な手口が次から次へとでてくるもんでうsね
障害を売り物にする「お涙ちょうだい商法」みたいでσ(・_・)は嫌いです
先日仕事で脳性まひの講師のかたが「僕たちはこれが普通で社会のほうが障害ありますわ」とおっしゃってました
気をつけないといけませんね
投稿: ハーブ●ヘ(^エ^=) ニャァー | 2008年11月17日 (月) 19時53分
bunchan08さん、はじめまして
そうなんですかぁ・・・
やはり年輩者を・・・
放っておくのが一番いいかもしれませんね
振り込まれたカレンダー代金→そのお金で新たな方へ封筒を送る→以降その繰り返し
この連鎖を止めるには、何もしないことですね
ちなみに日本で‘ユニセフ’と名乗っているのは‘ユニセフ協会’のことで
あくまでユニセフの協力団体ということらしいです
トップの方は上からの天下り・・・
「善意」ってなんでしょうかねぇ~(・・?
それにしても世知辛い世の中になりました
投稿: カッツ | 2008年11月17日 (月) 20時32分
ハーブさん、いつもコメントをありがとうございます
「ノーマライゼーション」という考え方だと思います(講師の方のお話)
結局、道路にしても建物にしても
何のハンデキャップもない人向けに作られているので・・・
体にハンデがある人が道路とか建物内外で困っていたら
私たちが手を貸すのは当たり前のことなんですけどね
「すいませんね~(道路や建物を)こんな作りにしてしまって・・・」
手を貸すのは当たり前
それは‘善意’ではないと思っています
どちらかと言うと‘すいません’って気持ちの方が強いです(笑
投稿: カッツ | 2008年11月17日 (月) 20時44分
お久しぶりです。おれんじです。
色々な詐欺がある中、こんな送りつけ詐欺なんてものもあるんですねぇ。。。
自分のところにならまだ良いのですが、自分の親のところに来たら。。。ちょっと考えちゃいますね><
投稿: おれんじ | 2008年11月18日 (火) 23時02分
おれんじさん、コメントありがとうございます
お元気そうでなによりです
小説の続きが気になるように、おれんじさんの話の続きが気になっています(笑
なので今度、また聞かせて下さいね
投稿: カッツ | 2008年11月19日 (水) 01時28分
今更乍ら、各々方のコメ&主様のお返事にある様に、“善意の押し売り”や、言葉は悪いが“タカりチック”な印象は多少。
障害者を取り巻く環境は今以て楽ではなく(家にも軽度だが知障が居る)、それ自体は幅広く色んな人に識って欲しい。が、「一揃い○○円の物をお送りします。」と書かれた額面はそこそこの値段。かといってシカトこくのも後味が悪い…と云う“善意めいた心のスキ間”を手玉に取られる様な‥。“0か全額か”しか選択肢が無さそうなのも釈然としない。
とは言え、先頃の『郵便物不正事件』に見られる様に、社会的弱者(障害者)を“道具”としてしか扱わない腐れ外道が、社会的強者(金持ち)として生きられる世の中。
こう云った、“施しの精神(愛)が無い&タカり体質の金持ち(亡者)”が一番悪い!と思うのは、飛躍し過ぎだろうか。
投稿: 劇画オバQ | 2009年6月15日 (月) 03時58分
劇画オバQさん、はじめまして
ほんとうにオバQさんのおっしゃる通りだと思います
ところで‘あの封書’、また全国にばら撒かれたようですね
懲りないというか、資源の無駄使いというか、反エコロジーというか・・・
お時間のある時、こちらも観て頂けると嬉しいです
⇒「不安など持たない生き方」
コメントをありがとうございました
投稿: カッツ | 2009年6月15日 (月) 21時49分