「約束 弐」
お お 落ち着こう![]()
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取りあえず、落ち着こう![]()
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寝室のドアを静かに閉め、キッチンへ向かった
真っ暗なキッチンを手探りで進み
換気扇のファンを回してタバコに火をつけた
胸ポケットから自然にタバコを取り出して火を付けてしまったのだ
‘持っていればいつでも吸えるんだから’
タバコが吸いたくなった自分にそう言い聞かせて
3週間も禁煙していたのに・・・_| ̄|○ il||li
パニックを起こしかけている頭の中を整理して
気持ちを静めるために、体がニコチンを要求した結果だった
( ;゚Д゚)y─┛~~ プカリ
私の家の合鍵を持っている人は・・・母親
ベッドで寝ているのは母親か?
いや、母親ではないだろう
自宅を不在がちにしているので、母親が私の家を訪ねて来る場合は必ず事前に電話連絡をしてくる
抜き打ち的な訪問はしないはずだ
それに、玄関に母親の靴はなかったじゃん?
( ;゚Д゚)y─┛~~ プカリ プカリ
じゃ友達?
いやいや、玄関ドアをピッキングして家の中へ侵入し、しかも私のベッドで堂々と寝るような豪胆な友達は、私にはいないはずだ
( ;゚Д゚)y─┛~~ プカリ プカリ プカリ
じゃぁじゃぁ新たな手口の押し込み強盗?
「おいっ
そこで何をしているんだ
」声を掛けた瞬間
強盗が布団をガバっとめくり上げ、包丁、もしくは拳銃を私に突き付け
「静かにしろ
金を出せ
」
なくはないかもしれないかもしれない
だとしたら・・・これって
通報レベルだよな?
でも言えるか?「知らない人が、自分のベッドで寝ているみたいなんです。すいませんけど起こしに来て貰えますか?」ってピーポくんに言えるか?
グルグルグルグル~
思考はさ迷い続ける
ピーポくんには・・・まだ事件にもなっていないことだし、無理だ
私には言えない
通報出来ない![]()
こんなことなら「セコムしてますか?」ってMrがTVで言っていた時に
セコムしときゃ良かった
依然として頭の中はカオス状態だったが
2本目のタバコが灰になった頃
意を決して再び寝室に向かうことにした
たぶん性格なんだろうけど、ジッと耐えるのが苦手なのだ
自分が動くことで更に状況が悪化したとしても、ジッとしている時に味わう
このジリジリした感覚が嫌で堪らない
もちろん恐怖心はあった
しかしそれ以上に、命取りになるかもしれないリスクがあることを承知の上で
マズイことに若干の好奇心が私に芽生え始めてしまったのも事実だった
ソッと寝室に近づく
ドアを開ける
とにかく、相手の正体を知りたい
私はいきなり寝室の明かりのスイッチをパチン
と入れた
あっひゃ~っ
その瞬間、布団の中でモゾモゾと動いた(TДT)
「すいませんけど、どなた様ですか?」
マヌケだ、あまりにもマヌケなセリフだ
言った途端に後悔した
すると突然、布団がガバっ
と捲り上げられ、相手と目が合った
手に包丁を持った強盗
・・・ではなかったが
誰だよ?この可愛い女の人
「あーっ
おかえりぃ~
」
彼女はベッドから飛び降りると、私の周りを嬉しそうにクルクルと3周回ったあと
私に抱きついて来て首のあたりをペロペロ舐めた
あわわわわわわわっ![]()
ちょっ
ちょっ
ちょっ
ちょっ![]()
だーれーでーすーかぁーっ![]()
やーめーてーくーだーさーいーっ![]()
彼女が動きを止めないので、怒鳴ってしまった
「えーいっ もうヤメんかぁーーーーーーーーっ
」
ビクっ
としてフリーズした彼女は、私の目を見つめていた
「まぁ座れ」
素直に私の言うことに従い、目の前にチョコンと座った
「頼んでナイから」
「?」
「風俗のオネエサンだろ?デリヘルとか、頼んでナイから。アッ
もしかして、私の友達に依頼された私へのサプライズプレゼントなのか?」
「???」
「取りあえず、何か服を着ろよ。マッパ(裸)って・・・」
「ナイよ?服」
「なんでナイんだよ?じゃぁ、このマンションへはマッパで来たってことなのか?服、どこに脱いだんだ?」
「最初から着てナイもん」
「はぁ~・・・・・・・君ねぇ・・・・・・」
「カッツくん、私に服なんか着させてナイでしょ?」
「ちょっと待て
カッツくん?なんで私のニックネームを知ってるの?君とは初対面なんだよ?それに着させてナイって・・・どういう意味だ?まったくなんなんだよ
」
「えっ?もしかしてわかんないのん?」
「なにが?」
「アタシのこと、わかんナイのん?」
「だから初対面だって
」
「シドイ・・・うっ カッツくん・・・うっうっ シドすぎる・・・うっうっうっ」
泣く?なぜ泣く?しかも全裸で?
わからない、まったくわからない
こんなことなら、いっそ強盗の方がわかりやすい分、大歓迎だった![]()
クローゼットから自分のTシャツとトランクスを取り出して彼女に渡した
「頼むから、これを着てくれ」
あぁ~、今度は( ^ω^ )ニコニコと微笑みながら着替えしてるし・・・この人
わからない、まったくわからない
「ペロちゃんだって
」
「えっ?ん?」
彼女は自分の顔を指差しながら言った
「あたし、あたし、ペロ
ペロ
」
ペロ?ペロは私が飼っているキャバリアという種類の小型犬だが・・・
続く・・・
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コメント
あにゃにゃにゃにゃ〜
か、可愛い〜〜
お目めと鼻がくりんくりん
疑う事しらない澄んだ瞳
ついにごんちゃん結婚したんですね♪
おめでとうございますU^ェ^U ワン!
投稿: ハーブ●ヘ(^エ^=) ニャァー | 2008年12月19日 (金) 19時23分
け け けこーん!?(笑
娘のような妹のような・・・
いやいや
そしてキャバリアのような(爆
投稿: カッツ | 2008年12月19日 (金) 23時46分