「Michael Jacksonとターン・アラウンド」
マイケル・ジャクソンが亡くなった
脳内プレイバック1984年頃・・・
友達の家に遊びに行ったら、いきなり「ちょっとベース弾いてくんない?」と言われた
「簡単だかさ、こんな感じで
」
「OK OK 出来る出来る」
手渡された友達のベースで何度か練習してからそう言うと
友達はフェンダーストラトキャスターを抱きかかえながら、リズムボックスのスイッチをONにした
ツッタン
ツッタン
ツッタン
ツト
×4
歪ませたストラトが唸る
「おぉ~かっこイイね
この曲
」
「マイケル・ジャクソンのBeat Itだよ」
スリラーのLPを初めて聞いたのも、MTVでスリラーを観たのも
その友達の家だった
以降、‘ムーンウォーク’の習得に励んだ日々が今でも懐かしい
(今でもムーンウォーク、出来るよ
笑)
マイケル・ジャクソン(以降、MJと表記)の検死結果はまだわかっていないが、デメロールを常用していた話は伝わってきた
デメロールなんてほとんど麻薬じゃん?
そのデメロールを長年服用していたなんて信じられない
デメロールだけではないだろう
他の薬物に関しても同様に使用していたに違いない
MJの死因が‘薬の乱用による心肺停止’だったとしたら、医者を含めて
彼の回りに居たエージェントは何をしていたのか?
そこが腑に落ちない点だ
さて、ターン・アラウンドの話をしよう
ターン・アラウンドとは、オーソドックスな12小節のブルースにおける
11~12小節部分の展開パターンのこと
この展開パターンが出てきたら‘次のコーラスへ移ります’という、言わば‘つなぎ’のような合図
現代の音楽がヴァース(イントロ)とコーラスから成立していることを考えると
‘つなぎ役’はとても重要になる
ヴァースが連続する伝統的なハワイアンにも
ターン・アラウンドに似た‘ヴァンプ’と呼ばれる微妙なコード進行があり
こちらも‘つなぎ役のヴァンプ’なくしては伝統的なハワイアン音楽は成立しない
80年代に全盛を極めた後、MJがらみの話題は醜聞でしかなかった
バブルス(MJと生活を共にしていたチンパンジー)しかり
複数回に渡る整形手術しかり
ネバーランドしかり、子供に対する性的虐待裁判しかり
芳しいものではない![]()
黒いマスクで顔の下半分を覆ったMJの姿を見てもわかるように
まさに80年代以降のMJのイメージは‘奇行の人’
それがMJに対する世間の評価だと思う
私はこのMJの‘奇行’が、MJ自身、次の音楽的な展開へ向かうためのターン・アラウンドだと長い間、思っていた
ターン・アラウンドを経て、MJはいつか復活し
世界中の人をアッ
と驚愕させたムーンウォークを披露した時と同じように
また私たちの前で衝撃的なパフォーマンスを繰り広げるものだと思っていた
ツアー、決まっていたのに・・・
レッスンだってしてたじゃん?
残念で残念でたまらない
清志郎が亡くなって、心の穴ぼこがまだ埋まっていない状態なのに
またしても80年代のシンボリックな存在を失うとは・・・
よく知られていることだが「Beat It」の曲中、ギターを演奏しているのはエドワード・ヴァン・ヘイレンだ
あらためて「Beat It」を聞いてみると
エディのギターがとても寂しげに聞こえる
私に・・・いや、世界中の人に‘ムーンウォーク’を教えてくれたMJの冥福を祈る
心から

















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